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公益社団法人 青森青年会議所

風神(ふうじん) 雷神(らいじん)

作: 立田 龍宝




風神 雷神は自然の猛威である風と雷が神格化されたものである。
風神は風伯、風の神ともいわれ、雷神はカンダチ、ハタ神、イナズマ様とも呼ばれている。
風神と雷神を対にすることは、仏教では二者を観音の曼荼羅図や仏像として表現され、天の威を不可分な風や雷として表現をし、相互の属性に捉えたところからの造形である。
風神は風邪を吹き飛ばし、雷神はイナズマが示す如く豊作をもたらす総称でもある。
二年連続の青森ねぶた祭中止に伴い、青森市民の誇りでもあるねぶたを今年度は制作・運行をし、風神の風袋から風となった龍が太鼓・笛を運び込み、雷神が太鼓を叩きながら市民を集め、ハネト、囃子方も連なり、ねぶた祭の開催を祝福するねぶたである。
新型コロナウイルスの終息を願い、また全世界の平和を祈る。


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