トップページ >  アーカイブ >  大型ねぶた紹介 >  青森市役所ねぶた実行委員会

青森市役所ねぶた実行委員会

西遊記 「天竺への道」

作: 京野 和鴻




仏教の経典を持ち帰るため、「天竺(現在のインド付近)」を目指した玄奘三蔵一行は、平頂山蓮華洞に辿り着いた際、金角・銀角の兄弟魔王に猪八戒や沙悟浄、さらには三蔵まで捕えられてしまった。

孫悟空は銀角の魔力により山で封じられながらも、返事をした者を吸い込む瓢箪を使い、強敵の金角・銀角を倒すことができた。

実は、この金角・銀角は、三蔵一行に試練を与えるため、太上老君が遣わした金炉と銀炉の番をしている童子達であった。

このねぶたは、仙人の武器である芭蕉扇(ばしょうせん)をもつ金角、紅葫蘆(べにひさご)をもつ銀角と孫悟空との戦いの場面を表したものである。


≪ ねぶた愛好会 2018年の大型ねぶた紹介 日立連合ねぶた委員会 ≫
掲載画像の無断複写・転載を禁じます。