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ねぶた愛好会

滝夜叉姫

作: 諏訪 慎




平将門は、天慶の乱を起して関八州を席巻するが、平貞盛・藤原秀郷らによって討ち取られ世を去った。
 将門の遺児・五月姫は、父の無念を晴らさんと京へ上り、貴船明神に祈願をかけた。満願の夜、身も心も真っ赤に染まりついに妖術を授かった五月姫は名を滝夜叉とあらため、反逆の烽火を上げんと下野の国に砦を築く。
 悪行甚だしい滝夜叉姫を討伐せよとの勅命を受けた陰陽師・大宅中将光圀が滝夜叉姫に立ち向かうが、姫は怨念の塊となって鬼となる。激戦の末、光圀は陰陽の術をもって姫の妖術を封じ、調伏するという物語。


≪ あおもり市民ねぶた実行委員会 2014年の大型ねぶた紹介 青森菱友会 ≫
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