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(社)青森青年会議所

聖徳太子現る

作: 内山 龍星




 用明天皇の子、厩戸王子は、穴穂部王子によって父、兄弟を殺害されやむなく大和を後にした。数年が経ち、風の便りで穴穂部王子が即位し大王になったと聞 き大和に戻る事を決意した。一方、穴穂部大王は、仏教徒を集め処刑を繰り返し、弾圧を強めていた。ある日、一群の人々が数珠つなぎにされた姿で、柵の中央 に引き出された。すると柵の一方が開かれ、豹の群れが走りこみ仏教徒達の喉を噛み裂き殺戮していた。すると黒駒にまたがり厩戸王子が現れ、次々と豹の首を はね、仏教徒たちを柵の外へ逃がし、雑兵を切り捨て、穴穂部大王を一刀両断した。その後、大和国は平和になり厩戸王子は即位し、聖徳天皇となった。


≪ 青森山田学園 2008年の大型ねぶた紹介 東北電力ねぶた愛好会 ≫
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