県庁ねぶた実行委員会
背水の陣 韓信
作: 大白 我鴻
韓信は、劉邦の下で数々の戦いに勝利した武将で、漢の三傑の一人である。
秦の始皇帝の没後、項羽に仕えたが重用されず、秦滅亡後は劉邦の下へ向かい、重臣の蕭何から国士無双(天下に二人といない逸材)と推挙され、漢の大将軍に抜擢される。
趙(河北省南部)へと進軍した韓信は、当時の兵法で不利とされていた河を背にした「背水の陣」を張る。
20万の趙軍に対し、退路を断たれた兵士たちの決死の戦いにより防衛する一方、別働隊の挟み撃ちにより見事勝利を飾る。
このねぶたは、槍で敵をなぎ倒す背水の陣での韓信の勇姿である。
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