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ねぶた愛好会

剛勇 鬼加賀

作: 諏訪 慎




 下瀬頼豊加賀守、通称鬼加賀は常に太刀を担ぎ怪力無双で敵をなぎ倒したと言われる。多くの民が川に巨大な大蛇が潜るのを見て気持ち悪がったが、頼豊は刀 を持って川に潜り大蛇を追いかけるも退治できなかった。村人がその様子を見て「鬼加賀」という異名がついた。室町時代 永正(1505年)頃の物語です。
 京の洛陽六角堂に「鬼神」が住み悪行をはたらき人々を悩ましていた。これに主人吉見参河守の命を受け、下瀬加賀は一人夜更けて六角堂に出かけ、現れた鬼 を組み伏しこれを捕らえてみれば、鬼にあらず、鬼に扮した辻斬り強盗を働いていた七尺余の大男であった。ねぶたは、大男を取り押さえた奮戦の場を表してい ます。


≪ 消防第二分団ねぶた会・アサヒビール 2012年の大型ねぶた紹介 マルハニチロ侫武多会 ≫
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