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青森山田学園

毘沙門天と文殊菩薩

作: 北村 隆




毘沙門天は七難を避け七福を与える北方守護の神仏であり、仏教とそれを信じる人々を守る四天王の一人である。
その勇壮な姿から武道の神といわれているが、七福神の中にもいるように財宝、福徳をつかさどる神ともいわれている。
また、文殊菩薩の真言の功徳は、数ある菩薩のなかで最も優れた智慧を持つ菩薩である。獅子にまたがり、右手に剣、左手に経巻を持つのが一般的とされている が、経巻は智慧の象徴であり、剣はその智慧が鋭く研ぎ澄まされているさまを表し、獅子はその智慧の勢いが盛んであることを表現している。
毘沙門天の福徳と文殊菩薩の智慧で、世界が、日本が平和で活力のあることを願う。


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