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青森県板金工業組合

水滸伝 「九紋竜・史進」

作: 北村 蓮明





史進は史家村の生まれで、小さい頃から槍や棒が大好きな若者であった。 肩から背中へ九匹の竜の刺青をしていたので、 土地の人たちに「九紋竜」と呼ばれていた。 八十万禁軍の武術師範役王進より、 武芸十八般を学び奥義を極めるまでになっていた。
一方、少華山に塞を構える山賊たちは 華陰県の役場を襲う計画をするが、史家村を通らなければならず、 九紋竜のうわさを耳にしている為、二の足を踏んでいた。 第一、第三の頭領の反対を押し切って 史家村へ向かったのは、第二頭領、陳達であった。 向こう意気が強く、史進と一騎打ちの勝負をしたが歯がたたず、 生け捕りにされてしまう。
その後、史進と三人の頭領たちは梁山泊入りすることになるのだが、 ねぶたは、史進と陳達、奮戦の場面である。


≪ 県庁ねぶた実行委員会 2006年の大型ねぶた紹介 消防第二分団・アサヒビール ≫
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