ヤマト運輸ねぶた実行委員会

狐忠信[きつねただのぶ]

作: 北村 隆



その昔、桓武天皇の頃、雨乞いをするため大和の国の千年生きながらえているという雌狐と雄狐を狩り、その皮で作った鼓を打つとたちまち雨が降り出したという。この鼓が「初音の鼓」である。

 

京から落ち延びることになった義経に同行を許されず、初音の鼓とともに桜の木に縛られ一人取り残された静御前は鎌倉から追っ手 逸見藤太[はやみとうた]に襲われるが、遅れて現れた義経の家来・佐藤忠信[さとうただのぶ]によって助けられる。

 

実はこの佐藤忠信は鼓の皮とされた両親を慕う小狐(狐忠信)が佐藤忠信の姿を借りて鼓に付き添っていたのであった。

 

場面は伏見稲荷で小狐が佐藤忠信に化け、初音の鼓に寄り添う姿である。

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