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風神 雷神 ~瑞祥の息吹~[ふうじん らいじん ~ずいしょうのいぶき~]
作: 手塚 茂樹

風袋を担ぎ風を自在に操る風神、連なる太鼓を打ち鳴らし雷光を放つ雷神。
天候を司る二神は畏怖の対象であると同時に、豊穣と吉祥をもたらす恵みの象徴として古来から多くの人々に信仰され、江戸時代の画家 俵屋宗達[たわらやそうたつ]と尾形光琳[おがたこうりん]の「風神雷神図屏風」はそれぞれ日本美術の中で強烈な印象を残している。
ねぶたは、激しく渦巻く烈風で、世の災いを吹き飛ばし、気温上昇した地球の過熱を和らげる風神と、轟く雷鳴の中、天の秩序を力強く体現する雷神の姿である。
異常気象により環境の変化が著しい昨今、荒々しくも荘厳な二神に、大自然の失われた均衡が回復し、希望に満ちた新しい時代が切り開かれることを切に祈るものである。