二分団ねぶた会・アサヒビール
草薙の剣[くさなぎのつるぎ]
作: 内山 龍星

日本武尊[やまとたける]は父・景行天皇[けいこうてんのう]から西の部族の征伐を命じられ、九州の熊襲武尊[くまそたける]兄弟と出雲建[いずもたける]を倒して戻った。
次に東にある12の国の荒ぶる神と朝廷に服従しない者達の平定を命じられた。
日本武尊は伊勢に赴き叔母の倭姫命[やまとひめのみこと]に父親が過酷な命令をする事を相談した。
倭姫命は嘆き悲しむ日本武尊に名剣と火打石入りの袋を渡した。
やがて相模国に辿り着いた時、地方を治める官職の国造[くにのみやつこ]が、言葉巧みに日本武尊を野に誘い出し、火を放ち殺そうと企んだ。
進退きわまった日本武尊は剣を抜き辺り一帯の草を薙ぎ払い、火打石で向かい火を放ち、国造らをすべて斬り滅ぼし荒ぶる神々をすべて平定した。
この出来事が「草薙の剣」の由来になったと言われる。