ねぶた愛好会
鎮西八郎為朝[ちんぜいはちろうためとも]
作: 諏訪 慎

平安時代末期、鎮西八郎為朝[ちんぜいはちろうためとも]は、父に勘当され九州へ追放された武将である。並外れた強弓を武器に各地の豪族と戦いその名を九州一帯に轟かせた。
のちに保元の乱で活躍するも、多くの武将が倒れ、味方も散っていったがこの武者は退かない。
たとえただ一人となろうとも、勝敗ではなく誇りを懸けて戦い抜く姿。
その魂は、今なお人々の心を打ち時代を超えて語り継がれている。
ねぶたの二頭の馬は、干支の「午[うま]」に象徴される力強さと前進の意志を表している。
二頭の馬が並び駆ける姿は、為朝(ためとも)の尽きることなき闘志と、逆境にあっても前へ進み続けたその生き様を象徴している。