NTTグループねぶた
達谷窟伝説
作: 北村 春一
坂上田村麻呂が鬼を退治する数ある伝承の中のひとつ。
奥州達谷窟には、悪路王という鬼が住み着いていたという。
悪路王は手下を率いて悪事を働き、近隣の良民を苦しめていた。
京の都の姫君がさらわれたことから時の帝の命が下り、坂上田村麻呂によって討伐されたと伝えられている。
田村麻呂は、勝利したのは毘沙門様の御加護と感じ、その御礼に百八体の毘沙門天を祀り、鎮護国家の祈願所とし達谷窟毘沙門堂を建立した。
ねぶたは達谷窟伝説に由来する姫待滝で田村麻呂と悪路王が対峙する場面。
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