青森山田学園

樊城の戦い

作: 北村　隆

周倉(しゅうそう)は三国志(さんごくし)に登場(とうじょう)する武将(ぶしょう)で元(もと)　黄巾賊(こうきんぞく)の大将(たいしょう)で同僚(どうりょう)の悲元紹(ひげんしょう)らと臥(が)牛山(ぎゅうさん)で山賊(さんぞく)をしていたが、関羽(かんう)の戦いぶりに惚(ほ)れ込み側近(そっきん)として仕(つか)える。龐(ほう)徳(とく)は于(う)禁(きん)の先鋒(せんぽう)として樊(はん)城(じょう)におもむいた。

龐徳は関(かん)平(ぺい)と打ち合いになったが勝負(しょうぶ)がつかず両者(りょうしゃ)、陣(じん)に引き返す。

「樊(はん)城(じょう)の戦い(たたかい)」である。

周倉は于禁率いる七軍(しちぐん)を水計(すいけい)で壊(かい)滅(めつ)させ、未(いま)だ抵(てい)抗(こう)し舟を奪(うば)って逃(に)げる龐徳を船をぶつけて転覆(てんぷく)させ自身(じしん)も水中に飛び込み格闘(かくとう)の末捕(とら)えることに成功(せいこう)する。

関羽に忠義(ちゅうぎ)をつくし従(したが)った武将の勇姿(ゆうし)である。

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