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サンロード青森

風待ち湊 「深浦の残照」

作: 千葉 作龍




 日本海沿岸は、古くから海上輸送の海路として栄え、大阪から北海道に至る数多くの湊が点在していた。
  北前船といわれる千石船による交易は、物資のみならず文化や言語そして情報なども運んだといわれる。
  青森県にも深浦・十三をはじめとする多くの湊があり、中でも深浦は「風待ち湊」として栄え、中央文化との玄関口であった。
  板子一枚地獄といわれる航海の中、一時の安らぎの湊でもあった。しかし、時には「ガンガラ穴」に潜む海賊たちに荷を狙われることもあった。(このねぶたの場面)
  又、青森を代表とするねぶた的文化は日本海沿岸に点在し、北前船の運んだロマンは今なお引き継がられている。
 その青森の、本年新幹線の開業による更なる繁栄を願いつつ


≪ 青森市役所ねぶた実行委員会 2010年の大型ねぶた紹介 NTTグループねぶた ≫
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