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ヤマト運輸ねぶた実行委員会

羅漢

作: 北村 隆




 羅漢とは「阿羅漢」の略で、煩悩を克服し真の悟りを得て供養尊敬を受けるに値する境地に達した人という意味であり入滅したお釈迦様に代わり、自らは現世に留まって仏教を守る者をいう。
 迦楼羅とは仏教に帰依する際に雨風を起こし人々を苦しめる悪龍や毒蛇を喰らうことをブッダから許される仏法守護の神となった。
 口から金の火を吹き、赤い翼を広げると336万里にも達するといわれる炎のように赤い霊鳥である。
 羅漢は迦楼羅を乗りこなし、手にした香炉の煙で秘術を使いさまざまな悪を食いつくし、天変地異から人々を守るという。
 世界中の自然災害が少ないこと願う。


≪ 青森県板金工業組合 2015年の大型ねぶた紹介 に組・東芝 ≫
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