あおもり市民ねぶた実行委員会

役小角[えんのおづぬ]

作: 北村麻子





役行者[えんのぎょうじゃ]、名は役小角[えんのおづぬ]

日本独自の山岳信仰である修験道の開祖とされる。

呪術に優れた神仙として知られ、前鬼[ぜんき]と後鬼[ごき]と呼ばれる弟子がいたという。

小角はその弟子と共に山の奥深く入り岩穴にこもり、木の実を食べながら厳しい修行を重ね、五色の雲に乗って空を飛び回り山の木々や獣たちと心を交わすことが出来たという。

修験道の本尊、蔵王権現[ざおうごんげん]は金峰山[きんぷせん]で役小角が衆生を救済するのにふさわしい仏を出現させようと祈願し湧出させたものという。

修験道は開祖役行者以来、大自然を道場と見、祈りと感謝の気持ちを以て行じてきた。

自然を征服するのではなく歩かせていただく、入らせていただくという精神である。

 

持続可能な世界を未来へと繋げる為に、地球環境問題が大きな課題となる今、自然との共生を計ってきた役行者及び修験道の持つ精神を今一度見直すべき時が来たのかもしれない。

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